2CVと過ごす週末・・

Fault Finding Chart
2CVの不調、原因と対策

Citroen Car Club発行 "maintenance Handbook for Citroen Twins"誌より
Citroen Car Clubの許諾の元、2cv weekendで翻訳、コメントを追加したものです。

エンジン編

症  状

原  因

対  策

  • スターターモーターが
    回らない
  • ハンドブレーキを引いた状態でギアが入っている
  • 接続コネクターの不良、ゆるみ
     
  • バッテリーあがり
  • ソレノイド不良(プルスイッチ式スターター装着車)
  • イグニッションスイッチ不良
  • ベアリングの焼きつき
  • ギアをニュートラルにする
     
  • バッテリー、アース、スターターモータの
    コネクターの点検
  • 充電、バッテリー液補充
  • 修理、交換
     
  • 修理、交換
  • スターターのオーバーホール
  • エンジン点火不良
    (冷えている時)
    (暖まっている時)
  • 混合気希薄(冷えている時)
  • 混合気過剰(暖まっている時)
  • チョークノブを引く
  • チョークノブを引かずに、アクセルペダルを床一杯踏込んだままエンジンを掛ける
  • エンジンが掛からない
    (点火しない)
  • ガス欠
  • イグニッション接続のコネクターの外れ、緩みによりプラグが点火しない
  • プラグの汚れ、ギャップの過度な狂い
  • イグニッションスイッチ不良
     
  • ハイテンションコードの不良
  • コンタクトブレーカーポイントのギャップのくるいによる焼きつき
  • コンタクトブレーカーポイントのスプリングが外れた
  • コンデンサー不具合によるコンタクトブレーカーの焼きつき
  • コイルのオイル漏れ、焼きつき
  • 給油する
  • イグニッション接続コネクターを接続する又は締める(注1)
  • 清掃、ギャップ調整、交換
    接点の清掃、交換 ワセリンを接点に塗る
  • ハイテンションコード交換(注2)
  • 清掃、ギャップ調整、交換
    スプリングを正規の位置にはめる
     
  • コンタクトブレーカーポイント又はコンデンサー交換
  • コイルを新品に交換する
  • エンジンが掛からない
    (点火する)
  • ガス欠
  • 燃料供給不良、燃料タンク又はキャブレターフィルターの詰まり
  • オーバーフロー(ニードルバルブ燃料供給不良)の接触不良
  • フロートとフロート室の接触
  • フェールポンプと燃料パイプの外れにより、燃料が来ない
  • フューエルポンプ故障

     
  • バルブクリアランスの狭すぎ、又は広すぎ
  • バルブの焼きつき
  • 給油
  • 燃料パイプ点検、燃料タンク又はキャブレターフィルターの清掃
  • ニードルバルブ清掃、再調整又は交換
     
  • フロートの微調整
  • フェールポンプと燃料パイプを接続する
     
  • フェールポンプの排出圧、プッシュロット突出部の点検、オーバーホール
    (もし圧力が0.28kg/cm2以下の場合)
  • 調整
    (エンジンが冷えた状0.15-0.20mm)
  • 交換
  • エンジンは掛かるがすぐに止まってしまう
    (アイドリングが不安定)
  • 混合気不足
  • イグニッション接続コネクターの緩み
  • エンジンが冷えている
  • アイドリング調整が不十分
  • メインジェットの詰まり
     
  • キャブレター下部からのエア漏れ

     
  • エクゾーストマニーホールドの破損
  • キャブレターのスロットルスピンドルベアリング不良
  • チョークを引く
  • イグニッション接続コネクターを接続する
  • エンジンが暖まるまでチョークを引く
  • アイドリングスピード調整
  • メインジェット清掃、エアクリーナーフィルター、フィルターケースの破損の点検
  • キャブレターベースの歪み(取外して研磨する)
    キャブレターベースのナットの締め増し
  • 修理、交換
  • キャブレターオーバーホールナイロンブラシ又はOリング交換
  • イグニッションのキーをOFFに回してもエンジンがガタガタいって止まらない
  • ガソリンの品質が悪い
    (オクタン価が低い) 
  • プラグの熱価が合っていない 
  • 点火時期の進み過ぎ
  • オクタン価の高いガソリンを入れる
                 
    (注3)
  • 指定品番のプラグを使う(注4)
  • プラグギャップ調整、ポイントギャップ調整、点火タイミング調整、進角装置の点検
  • エンジン内部がすすけているようだ
  • 十分に走り込まれていない、
    つまり一回の走行距離が短すぎる
  • シリンダーヘッド分解清掃、バルブ清掃研磨
  • パワー不足
  • エンジンの低回転走行
     
  • エアクリーナーの目詰まり
     
  • キャブレタージェットの目詰まり
  • フェールバルブの目詰まり
  • ブレーキの引きずり
     
  • キャブレター及び燃料タンクフィルターの目詰まり
  • コンタクトブレーカーポイントに”あばた”状の窪みができた
  • 点火時期の遅れ、或は進み過ぎ
  • スピードメーター上にある赤いマーク迄、低めのギアで加速してからシフトアップする
  • エレメントをガソリンに浸しながら清掃し、オイルに浸してから取付ける(注5)
  • 清掃
  • 圧搾空気で吹き飛ばす
  • 再調整、ブレーキシリンダーが作動しない様なら、ブレーキオイル交換
  • フィルター清掃
     
  • 交換、コンデンサー点検
     
  • プラグギャップ調整、コンタクトブレーカーポイント調整、進角調整、ポイントカム不良なら、カム交換
  • 加速時にエンジンが咳込む
  • アイドリングスクリューまたはジェットの汚れ
  • キャブレター下部からのエア漏れ
  • キャブレターベースの歪み
  • キャブレターのスロットルスピンドルベアリング不良
  • 清掃、交換、調整
     
  • キャブレターベースのナットの締め増し
  • 取外して研磨する
  • キャブレターオーバーホール、ナイロンブラシ又はOリング交換
  • 加速時にエンジンが咳込む(異音がする)
  • 点火時期またはドエルアングル調整不良
  • ブリザーバルブの作動不良(クランクケース内の内圧上昇、オイル漏れ、排ガスからの煙)
  • 調整
     
  • ブリザーバルブ交換(古い2CV、アミ6はラバーバルブ交換)
  • 燃料消費が激しい
  • 渋滞
  • スロットル(アクセル)の踏込み過ぎ
     
  • 暖気不足
     
  • タイヤの空気圧不足
  • チョークが完全に戻っていない
     
  • 燃料漏れ
     
  • スパークプラグの消耗
  • エアクリーナーの目詰まり
  • キャブレターのフロートの狂い
     
  • ブレーキの引きずり
  • ドエルアングル調整不良
  • プラグ、コンタクトポイント調整不良
  • 点火時期調整不良
  • バルブクリアランス調整不良
  • キャブレタージェットの不良
  • キャブレタースロットル、及び
    ベアリング不良
  • 徒歩か自転車で出かける。
  • 低めのギアの時、踏込み過ぎない様にスムーズな走行を心がける
  • 気温が10℃以下の時はグリルカバーを付ける
  • 指定空気圧にする(注6)
  • ケーブル調整。スロットルコントロール部分に不具合がないか点検
  • 点検、特にパイプ接続部、キャブレター、燃料キャップ
  • 16000キロ毎に交換
  • ”パワー不足”の項参照
  • キャブレターの上部を取外し、フロートが
    適正な液面値になるように調整
  • ”パワー不足”の項参照
  • 再調整
  • 再調整
  • 再調整
  • 再調整(0.2mm)
  • 交換
  • 清掃または交換
  • アイドリング時に断続的にクラッチ/フライホイールあたりからキィキィ異音がする
  • クランクシャフトオイルシールからクランクケース内に空気を吸込んでいる
  • エンジン停止時にオイル漏れが無ければ、特に気にする必要は無い。エンジンオ−バーホール時にシールを交換
  • 著しくエンジンがら、コツコツ打つ音がする
    (特にエンジンが冷えている時)
  • バルブクリアランスの狂い
  • オイルプレッシャーリリーフバルブの音
  • ピストンの作動音
  • 点検、再調整(0.2ミリ)
  • エンジンが暖まるまで空ぶかしは禁止!
     
  • ピストンリング/バレル/ピストンの磨耗。次回のオーバーホール時に交換
  • 断続的にエンジンが、咳込む又は止まってしまう
  • 燃料欠乏、フェールフィルターの詰まり
  • フェールポンプ不良
  • キャブレターフィルター又はフェールタンクフィルターの清掃
  • 点検→プッシュロッド突出部フェールポンプベルクランクピン不良の場合、ピン、ダイアグラム、ポンプアッセンブリー交換
  • オイル消費が激しい
    (約
    982km/L以上のオイルの消費)
  • オイルの量が少ない
  • オイルフィルターキャップの締め付けが十分でない
  • レベルゲージが奥まで押し込まれていない
  • オイルのオーバーヒート
     
  • 過度なオイル漏れ
  • バルブの茎状部のシール不良
  • ピストンリング不良
  • 水平な場所でオイル量を測る
  • 締める
     
  • 突き当るまで押し込む
     
  • オイルクーラーの汚れ、オイルクーラーのフィン清掃
  • 次項参照
  • 交換
  • 交換
  • オイル漏れ
  • 各部の緩み

     
  • ロッカーカバーのシール不良

     
  • クランクケース内の内圧上昇
     
  • オイルクーラーの亀裂、破損
  • クランクシャフトシール不良
  • 油圧の上昇しすぎ(オイルフィルター、オイルポンプからのオイル漏れ)


     
  • オイルプレッシャースイッチ
     
  • バルブシート不良

     
  • ピストンリングまたはバレル不良
    (ピストンリングとシリンダーとの接触部位)
  • 点検→ ドレンコック、ブリザーバルブ、
    燃料ポンプ、オイルフィルターカートリッジ(取付面にグリースを塗ってから装着する)
  • 中央部のナットの締め増し、ブリーザーが正常でエンジン停止状態でオイル漏れを起こす時はシール交換
  • ブリーザーバルブ交換、
    (低年次車はラバーバルブ交換)
  • 交換
  • 交換
  • オイルが固すぎる
    TOTAL GTS 20W50を使用する。

    エンジンが冷えた状態でのオーバーレヴ 絶対禁止!
    リリーフバルブ修理、調整(過圧の為、作動しない)  
  • スプリング及びスペーサーワッシャー点検(装着車)
  • 締める、または交換
    圧縮圧が6.3kg/cm2以下の場合は、シリンダーヘッド交換、バルブ焼き入れ及び研磨
  • オイル消費が激しいの項を参照!
  • ヒーター使用時に車内が
    排ガス臭くなる
  • マニホールドクランプの緩み
  • ヒーターをOFFにし、どちらのシリンダー側から臭うかホイールアーチの臭いを嗅いで確認する    
    クランプの柄を取外し、ジョイント部を清掃してから取付ける
    (注7)
    ボルトを約3キロ前後の力で均等に締める
  • エンジンから異音/オイルが燃えている
  • ヒーター熱源部にあるエグゾストパイプの穴あき、破れ
  • シリンダーヘッド部分からのオイル
    漏れ
  • 交換
     
  • シリンダーヘッドカバー交換

注1)2cv4/6のイグニッション・キー・ユニットの端子はとても抜けやすい。
注2)ハイテンション・コードはエギゾースト・マニホールドに接しやすいので、ご用心を!
注3)2CV6の要求オクタン価は97〜99、ハイオクが指定されている。
注4)日本と欧州では気候、走行条件が違うのでプラグは必ずしも指定品番が良いとは限らない。
注5)2CVのエアフィルターは湿式の為、原則は清掃すれば再度使える。清掃時、フィルター内側にゴミが付着しないように注意。
   古くなったエレメント・スポンジは弾性がなくなり、フィルターケースとの間に隙間が生じやすい。新品に交換が無難。
注6)指定圧以上でも接地面のセンターがエッジ部分より磨耗しないなら、さしつかえない。
注7)この部分は金属同士の摺合わせのみなので耐熱パテをシール代わりに使うと良い。

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