2CVと過ごす週末・・

Fault Finding Chart
2CVの不調、原因と対策

Citroen Car Club発行 "maintenance Handbook for Citroen Twins"誌より
Citroen Car Clubの許諾の元、2cv weekendで翻訳、コメントを追加したものです。

ギアボックス・サスペンション・シャーシ編

症  状

原  因

対  策

  • シフトチェンジが困難
  • オイルが冷えている
  • クラッチペダルのあそびの過度の狂い
  • ギアリンゲージのゴムの紛失
  • ギアレバースプラインの緩み
  • シンクロメッシュが調整範囲外
  • 暖気が済むまで待つ
  • 調整
  • 入手し、取付ける
  • ギアレバーの根元のボルトの締め増し
  • ギアボックスのカバーを外しセレクターフォークを専用工具1786Tと1787T、又は3153Tを使用して調整する
  • ギアコントロールロッドが渋い
  • ナイロンブッシュの汚れ
  • ギアチェンジの後クラッチをつなぎアクセルを踏込むとエンジンが空ぶかし状態になる
  • クラッチが完全に戻っていない
  • クラッチのあそび調整不良による滑り
  • クラッチが寿命、オイルのしみ込みによる滑り
  • 左足をクラッチペダルから、しっかり離す
  • 調整
  • 交換
  • クラッチを踏込むと渋く、ペダルの戻りも遅い
  • クラッチケーブルの乾き
  • 取外し、グリースを注油”あそび”調整
  • 遠心クラッチの鳴き(装着車)
  • ドラムとの共振、共鳴による
    (特に害はない)
  • 対策なし
  • 遠心クラッチが働かない
  • 遠心クラッチ作動が不完全
  • エンジンのアイドリングスピードが高すぎる
  • スロットルの戻り用ダッシュポットの調整不良
  • アイドリング調整
     
  • 再調整
  • ギアノイズが大きい
  • ギアボックスが、まだ新しい
  • ミッションオイルが少ない
     
  • ミッションオイルの粘度が低い
  • がまんする。やがてなじむ。
  • 注油プラグの穴からあふれるまで入れ、5分間放置の後、プラグを閉める。
  • TOTAL EP90に交換する
  • フロントサスペンションが渋い、きしむ
  • ドライブシャフトのスプラインが
    乾いている
  • TOTAL MULTIS MSあるいは
    SHELL AMグリースを注油
  • サスペンションが渋い、きしむ、うめく
  • サスペンションシリンダーの乾き
                
    (注2)
  • ナイフエッジの乾き(注5)
     
  • ドライブシャフトゲートル(注6)
    クリップのもつれ、からまり
  • シリンダーエンド部(注3)からタイロッドゲートル(注4)を外し、ひまし油を注入する
  • 泥、オイル、グリースをよく落としてから、ブラシでグリースを塗る
  • 締め直す
  • ホイールアーチ、エンジンルーム内にグリースが飛び散っている
  • ドライブシャフトゲートルが
    裂けている
     
  • グリースニップル不良
  • 大至急交換する(ジョイント部分をきれいな布で拭取る TOTAL MULTIS MSあるいはSHELL AMグリースを注油
  • 交換
  • アクセルあるいはブレーキを踏んだ時にフロントからメリメリ、ギシギシきしむ音が聞こえる
  • アクスルチューブボルト(注7)
    緩み
  • 前部をジャッキアップして各ボルトを緩め、外してグリースを拭取る。再び差込、締める(45lbft=6.21kgm)悪路走行後、締め増しをしタブワッシャーでロックする
  • フル荷重時以外の悪路走行時にサスペンションがボトミングする。
    ホイールアーチ内のバンプストップ溶接部分に錆による腐りをもたらす
    (注8)
  • サスペンションの車高調整不良、常に後部が下がっている
  • 車をジャッキアップしてタイロッドを廻し、車高を調整する(注9)
  • 走行中、ホイールから唸り音がする(通常80km/h付近での走行時にフロントホイールから聞こえる)
  • ホイールベアリングの破損、磨耗
  • 交換
  • フリクション・ダンパーがキィキィ鳴く(注10)
  • 水の混入
  • カバーを外し、WD40をスプレーし、サスペンションを動かしてみる。
    または、フリクション・ダンパーを分解し、プレート清掃の後、ライニングにペーパーをかける。
    ペーパージョイントを交換する。

注1)オイル、グリース類は絶対に使用してはいけない
   (グリース、オイル、CRC等を塗ると、内部のナイロンブッシュが膨張して、ギアチェンジが不可能になるほど渋くなる)
注2)サスペンションコイルユニット(通称”ポー”と呼ばれる)
注3)サスペンションコイルユニットの両端
注4)ゴムのダストブーツのこと
注5)サスペンションコイルユニットからのタイロッドとサスペンションアームとの接続部位
注6)ドライブシャフトブーツ
注7)サスペンションのクロスメンバー・ボルト
注8)リアホイールアーチ内のサスペンションバンプストップ溶接部分付近は、特に補強されていない。
注9)車高調整値はアクスルチューブボルト(クロスメンバーボルト)の間と地面との距離を、傾斜の無い水平な場所で測る
注10)サスペンション・アーム根本に組み込まれた摩擦式ダンパー。1975年9月以前の2CVで油圧ダンパーの装着されていない部位。

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