2CVと過ごす週末・・

電流計交換
(整備は自己責任にてお願いします。当方では一切の責任を負いません)

6Vダイナモ・直流発電の375cc/425ccの2CVには、1962年9月まで電流計が装着されていましたが、以降1970年2月までの425cc・6Vダイナモ直流発電の2CVには電流計の代わりに警告灯が取り付けられています。
下記は、1955年式2CVのもので、全ての2CVに共通するものではありません。

使用工具

ナット回し(通称名)8mm
マイナス・ドライバー(大)
マイナス・ドライバー(小)
オープンエンドスパナ(片目片口スパナ)7mm
オープンエンドスパナ(片目片口スパナ)8mm
オープンエンドスパナ(片目片口スパナ)12mm (バッテリーターミナル)

クリックで拡大します。

ショート等の事故防止のため、バッテリーターミナルのマイナス側を外す。

キャブレターのチョークワイヤーを押さえているボルトを緩めてワイヤーケーブルを抜く。

スターターモーターを引っ張っているワイヤーも緩めてワイヤーケーブルを外す。

パネルを押さえている4ヶ所のボルトを外し、パネルごと自分の方向に引く。

”D”はスターター、”S”はキャブレター・チョーク。

電流計を固定している2ヶ所のボルトを外す。

電流計を固定しているボルトを外し、電流計だけになった状態。

電流計に接続されている配線を外す。(7mmナット)
DYN(ダイナモ) / バッテリー(BAT)の表示があるので、念のため配線を確認して、間違えないように。

イグニッション・キー・ユニットの裏側は、プラス/マイナス側共に、配線の端子が剥きで、剥き出しの端子(プラスとマイナス各1ヶ所)のすぐ脇を金属製のチョーク・ワイヤーが通るので、作業中は必ずバッテリーターミナルのマイナス側は外しておく事

新旧・電流計比較
古い電流計(左側)と交換した新品(右側)
背後のターミナルには”DYN”(ダイナモ)と”BAT”(バッテリー)の文字。
←クリックで拡大します。

元々、わずかに内側に湾曲して取り付けられる電流計の透明カバーは、50年経過ですっかり内側に湾曲していました。

←クリックで拡大します。

あとは外した手順と逆の手順で新しい電流計を取り付け、スターター・モーター・ケーブル、チョーク・ワイヤー・ケーブル、バッテリー・ターミナルを元に戻して取り付け作業終了。
イグニッション・オンの状態でエンジンをかけず、ライト類を点灯させ、電流計の針が右側”D”の位置の放電側に振れる事を確認してからエンジンをかける。
エンジン始動後、アクセルを踏み込み、左側”C”の充電側に針が振れるのを確認して作業終了。
 

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